デニス・シュルーダーが2021年にレイカーズからの延長契約オファーを断った理由とは?
デニス・シュルーダーはオクラホマシティ・サンダーの一員として2020-21シーズンを終えた後、ロサンゼルス・レイカーズに移籍した。
当時のレイカーズはアンソニー・デイビスなど主力選手たちの負傷離脱に苦しめられていたものの、シュルーダーは攻守にわたってハッスルし、チームメイトたちをリード。
レイカーズはシュルーダーの働きを評価し、シーズン中に延長契約をオファーした。
だが、シュルーダーはFA市場でより大きな契約を勝ち取ることができると考えていたため、レイカーズからのオファーを拒否したと報じられていた。
しかし、シュルーダーはレイカーズと延長契約を結びたかったのかもしれない。
シュルーダーによると、当時のエージェントにレイカーズからのオファーを見送るようアドバイスされていたという。
シュルーダーは当時を振り返り、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕だったらサインしていただろう。
僕はただ金をテーブルに置くつもりはない。
母にそのようにして育てられたからね。
レイカーズがどの程度の規模の延長契約をオファーしたかは明らかになっていないが、当時は4年8000万ドル以上の延長契約をオファーしたと報じられていた。
シュルーダーはFA市場で1億ドル以上の契約を狙っていたものの、望む契約を勝ち取ることができず、最終的にボストン・セルティックスと1年590万ドルの契約を結んだ。
その後のシュルーダーは知っての通りだ。
だが、今のシュルーダーは当時をすでに過去のこととし、トロント・ラプターズを勝利に導くことだけを見ているに違いない。
なお、シュルーダーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 38 | 725 |
MP | 31.9 | 27.1 |
PTS | 14.7 | 14.1 |
TRB | 2.8 | 2.9 |
AST | 6.7 (キャリアハイ) | 4.8 |
STL | 0.9 | 0.8 |
TO | 1.6 | 2.3 |
FG% | 45.4% | 43.5% |
3P% | 34.9% | 33.8% |
FT% | 85.1% | 83.7% |