PJ・タッカーとボーンズ・ハイランドが一時的にクリッパーズを離れる
ロサンゼルス・クリッパーズのベテランフォワード、PJ・タッカーは、現地8日のトレード期限までに他のNBAチームに移籍することを望んでいた。
だが、タッカーの契約と今季のパフォーマンスが足かせとなり、トレードは実現に至らなかったとされている。
タッカーはトレードされなかったことに怒りを感じているというが、クリッパーズはタッカーに冷静になる時間を与えようとしているのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、クリッパーズはNBAオールスターブレイク前最後の試合となる現地14日のゴールデンステイト・ウォリアーズにタッカーとボーンズ・ハイランドを帯同させず、彼らに気分転換のために先に家に戻ることを許可したという。
トレード期限が過ぎた後、タッカーとクリッパーズは役割について再度話し合ったと見られている。
タッカーとハイランドはNBAオールスターブレイク後にチームに復帰するというが、タッカーについてはローテーションに戻る可能性もあるという。
クリッパーズはNBAプレイオフの経験が豊富なタッカーに期待を寄せており、チャンスを与えることを検討しているとされている。
だが、タッカーがローテーションから外されて以降のクリッパーズは28勝8敗と素晴らしい成績を残していることから、現状のローテーションを維持する可能性も否定できない。
いずれにせよ、クリッパーズがシーズン後半でどのようなローテーションを組むのか注目が集まるところだ。
なお、タッカーとハイランドの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | PJ・タッカー | B・ハイランド |
---|---|---|
G | 15 | 19 |
MP | 15.9 | 13.2 |
PTS | 1.3 | 6.2 |
TRB | 2.9 | 0.9 |
AST | 0.5 | 1.7 |
STL | 0.6 | 0.5 |
TO | 0.3 | 1.2 |
FG% | 31.6% | 36.7% |
3P% | 31.3% | 31.3% |
FT% | 100% | 83.3% |