ヒューストン・ロケッツのアルペラン・シェングンは、今季をNBAキャリアベストのシーズンとしている。

そのプレイスタイルから「ベイビー・ヨキッチ」の愛称で親しまれているシェングンは、いずれNBAを代表するビッグマンのひとりに成長するだろう。

NBA史上最も偉大なビッグマンのひとりであるシャキール・オニールも、シェングンに可能性を感じている模様。

オニールによると、シェングンは若い頃のパウ・ガソルを思い起こさせるという。オニールのコメントをbasketnews.comが伝えている。

僕は基礎がしっかりしている選手を評価する。

なぜなら、ティム・ダンカンのような偉大な選手たちと対戦してきたからね。

僕は才能と怪力を駆使して戦った。

ティム・ダンカンは少し強かったが、基礎がすごくしっかりしていた。

彼（シェングン）も基礎がしっかりしている。

そして才能が少しある。

僕は彼のプレイスタイルが大好きだ。

彼のゲームをリスペクトしている。

彼は若い頃のパウ・ガソルを思い起こさせる。

なぜなら、パウ・ガソルも基礎がものすごくしっかりしていたからね。

僕は彼が好きだ。

先日のサンアントニオ・スパーズ戦でNBAキャリアベストの45得点を記録してビクター・ウェンバンヤマとの対決を制すと、ロサンゼルス・クリッパーズ戦では19リバウンド、NBAキャリアベストの14アシストを記録したシェングン。

特にビッグマンに対して辛口なオニールから絶賛されたシェングンは、ますます注目のビッグマンのひとりになることだろう。

なお、シェングンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	61	208
MP	32.5	27.1
PTS	21.3 （キャリアハイ）	14.9
TRB	9.4 （キャリアハイ）	7.9
AST	5.0 （キャリアハイ）	3.8
STL	1.2 （キャリアハイ）	1.0
BLK	0.7 （キャリアワースト）	0.9
TO	2.6	2.4
FG％	53.8％	52.9％
3P％	29.7％	28.4％
FT％	69.9％ （キャリアワースト）	70.8％