NBAキャリアを通してダンク0本のトレイ・ヤングが子どもたちにメッセージ「得点は得点だ」
NBAゲームで最もファンが盛り上がるのは、豪快なダンクだ。
ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズがユタ・ジャズのジョン・コリンズの上から叩きつけた豪快なダンクに心が震えたNBAファンも少なくないだろう。
一方、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングのように、NBAキャリアを通してダンクを一度も決めたことがない選手もいる。
だが、NBA屈指の得点力を誇るヤングは、フローターを1021本成功させているという。
その数字がSNS上で紹介されると、ヤングは次のように反応したという。basketnews.comが伝えている。
得点は得点だ。
子どもたち、それを忘れないでくれ。
ヤングだけでなく、インディアナ・ペイサーズのベテランポイントガード、TJ・マコーネルも、9年のNBAキャリアを通してダンクを決めたことがない。
また、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクリス・ポールは、2016年のNBAプレイオフで1度ダンクを成功させたのみだという。
つまり、ダンクを決めずとも、NBAで活躍できる方法がたくさんある。
サイズ不足に苦労している若者たちにとって、ヤングやマコーネル、ポールといったダンクを武器にしていない選手たちのパフォーマンスは良い手本になるに違いない。
なお、ヤングの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 51 | 404 |
MP | 36.5 | 34.2 |
PTS | 26.4 | 25.6 |
TRB | 2.7 (キャリアワースト) | 3.6 |
AST | 10.8 (キャリアハイ) | 9.5 |
STL | 1.4 (キャリアハイ) | 1.0 |
TO | 4.3 | 4.2 |
FG% | 42.6% | 43.6% |
3P% | 37.1% | 35.4% |
FT% | 85.6% | 87.3% |