ニコラ・ヨキッチ「負けていたあの頃には戻りたくない」
ニコラ・ヨキッチがデンバー・ナゲッツに入団した当時、ナゲッツは再建モードに入っていた。
ナゲッツはヨキッチ入団後3年連続でNBAプレイオフ進出を逃すなど厳しい時間を強いられていたものの、ヨキッチの台頭もあり、再建に成功。
昨季は遂にフランチャイズ初となるNBAタイトルを勝ち取り、今季もタイトル獲得の可能性を感じさせる戦いを続けている。
だが、ヨキッチによると、今の状況を続けるためには現状に満足すべきではないという。ヨキッチのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
勝つことが僕たちのライフスタイルになった。
僕たちはそれを本当に楽しんでいる。
勝つのは良いものだ。
たくさん勝つと、全員がハッピーになるからね。
全員がプレイしたいと思っている。
全員がシステムを信頼している。
僕はこのチームが負けていた時からここにいる。
だから、あの頃には戻りたくない。
最初は僕とゲイリー・ハリスだった。
それから僕とジャマール(・マレー)になった。
そしてグループができ、ジャミーア・ネルソンとウィルソン・チャンドラーがここにいた。
まずはどのようにプレイするかを学ばなければならず、それからコアを構築していく。
そしてマイケル・ポーターJrが加わり、アーロン・ゴードンが加わり、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが加わった。
互いのプレイを学ぶためには、2~3年くらい一緒に過ごさなければならない。
そうすれば、チームメイトたちのステップを読めるようになる。
僕は彼らが何をしようとしているのか分かっていると思う。
ナゲッツは今のオフェンスのシステムを2017年から使いはじめ、中心選手たちが揃った時にほぼ完璧に仕上がったという。
時間をかけて構築されたチームを下すのは簡単ではない。
今季のNBAチャンピオン最有力候補に挙がっているのはボストン・セルティックスだが、中心選手を変えずに戦っているナゲッツは違いを見せつけることだろう。
なお、ヨキッチのファーストラウンド第1戦から第3戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 |
---|---|---|---|
MP | 39 | 41 | 39 |
PTS | 32 | 27 | 24 |
TRB | 12 | 20 | 15 |
AST | 7 | 10 | 9 |
STL | 2 | 2 | 1 |
BLK | 0 | 0 | 0 |
TO | 0 | 3 | 3 |
FG% | 65.2% (15/23) | 56.3% (9/16) | 69.2% (9/13) |
3P% | 33.3% (1/3) | 50.0% (2/4) | 0% (0/1) |
FT% | 50.0% (1/2) | 100% (7/7) | 85.7% (6/7) |
+/- | +14 | +1 | +4 |