ボストン・セルティックスは悲願のNBAタイトル獲得まであと1勝としている。

NBAのプレイオフ史上0勝3敗から逆転したチームはひとつもないため、セルティックスがNBAタイトルを勝ち取る可能性は極めて高いと言えるだろう。

だが、逆転される可能性もゼロではない。

NBAオールスターフォワードのジェイソン・テイタムによると、指揮官のジョー・マズーラHCは選手たちに気を引き締めさせるため、UFCの映像を見せたという。テイタムのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

ジョーはいろんなスポーツの映像を見せるという素晴らしい仕事をしている。

彼はUFCの大ファンであり、僕たちにそのファイトの映像を見せている。

チョークを仕掛けるなどして戦う姿を僕たちに見せている。

チョークで勝利を確信した選手が気を緩めると、相手に生気を与えてしまう。

それをバスケットボールに当てはめるだけだ。

勝利に近づくほど、相手はより生き残ろうとするんだ。

また、サム・ハウザーによると、マズーラHCは選手たちにシャチがアザラシを襲う映像を見せ、殺戮本能を持つことの重要性を説いたこともあるという。

彼はゲームに対するアプローチは独特だ。

彼はサッカーチームからヒントを得たり、シャチが獲物を見つけて捕まえる方法などからヒントを得ているんだ。

セルティックスが優勢であるのは間違いない。

だが、セルティックスはマイアミ・ヒートとの昨季NBAプレイオフ・カンファレンスファイナルで3勝0敗とリードしたものの、そこから3連敗したことがある。

セルティクスの選手たちはマズーラHCが見せた映像や昨季の例を忘れず、NBAタイトルを獲得するまで気を緩めず戦い続けることだろう。