南スーダン代表のカーリック・ジョーンズが違う国歌を演奏されたことについて「火に油を注いだ」
南スーダン代表はパリオリンピックのグループステージ初戦でプエルトリコに勝利した。
南スーダン代表にとってオリンピック初勝利という特別な日となったが、南スーダン代表の選手たちは国歌斉唱の時にモチベーションをさらに高めていたのかもしれない。
試合前の国歌斉唱で南スーダンの国歌ではなく、スーダンの国歌が演奏されたのだ。
元NBA選手でプエルトリコの一員としてプレイしているカーリック・ジョーンズはスーダンの国歌が演奏されたことについて質問されると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。
少し火に油を注いだと思う。
ただ、試合前にはすでに高いモチベーションを持っていた。
多くの人日は「君たちにここにいる資格はない」、「ここには値しない」と思っていた。
だが、僕たちにはここにいる権利がある。
僕たちは僕たち自身を信じているし、これまでやってきたことをやり続けなければならない。
あと2試合残っている。
次の試合に集中しなければならない。
南スーダン代表は昨年のFIBAバスケットボールワールドカップでセルビア代表と対戦し、敗れた。
つまり、このオリンピックはリベンジの絶好の機会となるだろう。
セルビアは良いチームだ。
彼らは長く一緒にプレイしている。
彼らとはワールドカップで対戦し、敗れた。
僕たちは何が間違っていたかを認識し、集中し、自分たちのプレイをしなければならない。
簡単にはいかないだろう。
簡単にいくゲームなんてない。
だが、彼らに僕たちをリスペクトさせなければならない。
全力を尽くせば、どんな結果でも受け入れることができる。
南スーダン代表が次に対戦するのは、NBAを代表するスターたちを揃えたチームUSAだ。
南スーダン代表にとって厳しい試合が続くが、もし彼らに勝利、もしくは善戦することができれば、南スーダンのバスケットボールのさらなる発展につながるに違いない。
なお、ジョーンズのプエルトリコ戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | PUR |
---|---|
MP | 36:42 |
PTS | 19 |
TRB | 7 |
AST | 6 |
STL | 0 |
BLK | 0 |
TO | 2 |
FG% | 46.7% (7/15) |
3P% | 25.0% (1/4) |
FT% | 100% (4/4) |
+/- | +8 |