ヒューストン・ロケッツのダリル・モレーGMは先日、香港で続いているデモについて、抗議者を支持するツイートを発信した。

これを受け、NBAと中国の関係が悪化。

中国で開催予定だったいくつかのイベントが中止され、ブルックリン・ネッツとロサンゼルス・レイカーズのチャイナゲームはテレビ放送されないことが決定した。

この混乱はNBAファンにも広がっているのかもしれない。

ESPNによると、シクサーズは、先日行われたワシントン・ウィザーズとのプレシーズンゲームで「表現の自由！言論の自由！自由な香港！」と叫んだファンに対し、「ファンの間で混乱を招いた」という理由で退場処分を科したという。

シクサーズ側は、そのファンが他のファンと口論を繰り広げ、混乱を招いたとしているが、ファンは「香港に対する指示を示したから」退場処分を下されたと主張しているようだ。

今後も同様のファンが出てくると思われるが、現時点で解決の糸口は見えていない。

なお、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは「表現の自由」を主張し、中国側はこれに不満を持っていると報じられている。