ロサンゼルス・レイカーズはレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスという2人のスーパースターを中心としたチームに生まれ変わった。

新たな布陣となったレイカーズは、現時点でウェスタン・カンファレンス首位を独走中。

この躍進はジェイムスとデイビスの活躍によるところが大きいであろうが、指揮官のフランク・ボーゲルHCはダニー・グリーンの貢献を高く評価しているようだ。

ボーゲルHCによると、グリーンはコートの外でもチームメイトたちをまとめ、慕われていれうという。ボーゲルHCのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

「彼は真のプロだ。我々のケミストリーにおいてかけがえのない存在さ。初めてここに来た人間が多かった。ケミストリーがどうなるか分からないよね。だけど、彼の個性、経歴、経験、仕事ぶりすべてがこのチームの信念に寄与してるんだ」

「彼の人間性。一緒にいて楽しい男さ。みんなが彼をリスペクトしてる。みんなが彼を気に入ってる。コートでの貢献と同様、ケミストリーの観点からも本当に貢献してくれてると思うよ」

過去数年のレイカーズはディフェンスとアウトサイドショットを課題としていたが、グリーンはディフェンスとアウトサイドショットを併せ持つ、まさにレイカーズが求めていたプレイヤーと言えるかもしれない。

また、コート外での貢献は、ジェイムスとデイビスの負担をより軽くするであろう。

レイカーズの王座奪還のため、グリーンのさらなる貢献を願いたい。

なお、今季のグリーンは40試合に出場し、平均25.1分のプレイで8.8得点、3.6リバウンド、1.4アシスト、1.2スティール（キャリアハイ）、FG成功率43.4％、3P成功率38.2％を記録。

キャリアを通してクリーブランド・キャバリアーズ、サンアントニオ・スパーズ、トロント・ラプターズ、レイカーズでレギュラーシーズン通算660試合に出場し、平均25.4分のプレイで9.0得点、3.5リバウンド、1.6アシスト、1.0スティール、FG成功率42.5％、3P成功率40.3％を記録している。