レイ・アレン ファイナル第6戦での同点3Pを振り返る
レイ・アレンを語るうえで避けて通れないのが、マイアミ・ヒートの一員として出場したサンアントニオ・スパーズとの2013年NBAファイナル第6戦だ。
最終盤に3点差のビハインドを背負っていたヒートは、レブロン・ジェイムスが外した3Pショットのリバウンドをクリス・ボッシュが奪取。
ボッシュはウィングに開いたレイ・アレンにボールを回し、アレンは起死回生となる同点3Pを決めてみせたのだ。
あれから約7年が経ち、アレン本人が当時の同点3Pショットを振り返った模様。アレンのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
「(ボッシュがリバウンドを奪った時)ペリメーターから離れなきゃいけなかった。動いて貢献しなきゃいけなかった。俺はペリメーターから出ようとしてたんだけど、CB(ボッシュ)は俺を見て、ボールを回したんだ。最も素晴らしい瞬間だった。あの時の彼は何でもできたよね。だから、俺は彼に『何で俺に回したんだ?』と聞いたんだ。彼は『俺をからかってるのか?俺は他の誰にも回さなかっただろう』と言ってたよ」
ヒートはアレンの同点3Pでオーバータイムに持ち込んで第6戦を制すと、第7戦も勝利し、連覇を達成した。
ファイナルではさまざまなドラマが生まれるが、アレンのクラッチ3PショットはNBA史上に残るドラマと言っても過言ではないだろう。
NBAは中断中だが、再開後も素晴らしいドラマをファンに届けてもらいたい。
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