NBA史上最も偉大なプレイヤーは誰かという議論において必ず名前が挙がるのが、”バスケットボールの神様”マイケル・ジョーダンだ。

ジョーダンの後に誕生したコービー・ブライアントやレブロン・ジェイムスといったスーパースターたちは必ずジョーダンと比較され、論争を巻き起こしている。

しかし、元NBAプレイヤーのステフォン・マーブリーは、それらの比較には意味がないと感じているという。

マーブリーは偉大なプレイヤーたちの比較について次のように指摘。clutchpoints.comが伝えている。

「みんなジョーダンをランク付けしたいのかい？ジョーダンはランク付けされるべきじゃない。コービー、レブロン、その後に続く男たちを選ぶことはできる。だが、比較するものがない。同じじゃないし、異なる世界だからね。メンタリティも違う。同じ議論の中になぜジョーダンの名前が関連付けられるのか、俺には分からないね。議論する必要はない」

マーブリーによると、ビル・ラッセルやシャキール・オニールのような偉大なプレイヤーたちは地球を代表するレジェンドであるものの、ジョーダンに限っては地球上の生き物ではないという。

だが、ジョーダンが偉大なプレイヤーであるがゆえ、比較論はこれからも続いていくだろう。

ジョーダンのドキュメンタリーシリーズ「The Last Dance」のエピソード2と3が公開された後、ジョーダンに関する議論はさらに熱を帯びることいなりそうだ。