シャキール・オニールが考えるクリスチャン・レイトナーのドリームチーム選出理由とは?
ドリームチームが圧倒的な強さで金メダルを獲得した1992年のバルセロナオリンピック、まだNBAデビューしていなかったクリスチャン・レイトナーもそこにいた。
ロスターの最後の2枠に誰が入るか注目された中、当時ポートランド・トレイルブレイザーズのクライド・ドレクスラーと、レイトナーが選出。
事前から大学のプレイヤーを選出することは決まっていたというが、シャキール・オニールやアロンゾ・モーニングといった後にNBAで大成功を収めたプレイヤーは選出されなかった。
では、なぜオニールでもモーニングでもなく、レイトナーが選出されたのだろうか?
オニールはその理由について次のように説明。clutchpoints.comが伝えている。
僕のほうがより爆発力があり、よりパワフルなプレイヤーだった。
ただ、クリスチャン・レイトナーは僕より基礎が少しできていた。
それに彼は(大学で)4年間を過ごし、卒業したからね。
オニールは自身が選出されなかったことに憤り、レイトナーに嫉妬を感じたという。
当時のドリームチームをヘッドコーチとして指揮したのアシスタントコーチだったのは、デューク大学の名将マイク・シャシェスフキー。
レイトナーはデューク大学出身であり、シャシェスフキーHCの下で4年間プレイしたことも大きな選出要因のひとつだったと言えるだろう。
なお、1992年のドラフトトップ27(1巡目)は以下の通りだ。
指名順 | 選手名 | チーム |
---|---|---|
1 | シャキール・オニール | オーランド・マジック |
2 | アロンゾ・モーニング | シャーロット・ホーネッツ |
3 | クリスチャン・レイトナー | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
4 | ジミー・ジャクソン | ダラス・マーベリックス |
5 | ラフォンゾ・エリス | デンバー・ナゲッツ |
6 | トム・ググリオッタ | ワシントン・ブレッツ |
7 | ウォルト・ウィリアムス | サクラメント・キングス |
8 | トッド・デイ | ミルウォーキー・バックス |
9 | クラレンス・ウェザースプーン | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
10 | アダム・キーフ | アトランタ・ホークス |
11 | ロバート・オーリー | ヒューストン・ロケッツ |
12 | ハロルド・マイナー | マイアミ・ヒート |
13 | ブライアント・スティス | デンバー・ナゲッツ |
14 | マリック・シーリー | インディアナ・ペイサーズ |
15 | アンソニー・ピーラー | ロサンゼルス・レイカーズ |
16 | ランディ・ウッズ | ロサンゼルス・クリッパーズ |
17 | ダグ・クリスティ | シアトル・スーパーソニックス |
18 | トレイシー・マレー | ミルウォーキー・バックス |
19 | ドン・マクレーン | デトロイト・ピストンズ→ワシントン・ブレッツ |
20 | ヒューバート・デイビス | ニューヨーク・ニックス |
21 | ジョン・バリー | ボストン・セルティクス |
22 | オリバー・ミラー | フェニックス・サンズ |
23 | リー・メイベリー | ミルウォーキー・バックス |
24 | ラトレル・スプリーウェル | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
25 | エルモア・スペンサー | ロサンゼルス・クリッパーズ |
26 | デイブ・ジョンソン | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
27 | バイロン・ヒューストン | シカゴ・ブルズ |
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チャックデイリーでしょ・・・