ビンス・カーターが卒業式を奪われた学生たちに激励メッセージ
1998年のドラフト5位でNBA入りしたビンス・カーターは、トロント・ラプターズの一員として出場した2000-01シーズンのカンファレンスセミファイナル第7戦、20得点をあげるもFG18本中6本とショットタッチを失い、チームを勝利に導くことができなかった。
ただこの日、カーターは午前中にノースカロライナ大学の卒業証書を受け取るという忙しい時間を過ごしていたという。
そのカーターが、例年通りの卒業式が行われなくなった学生たちにメッセージを送った模様。
カーターは学生たちに向け、次のようにコメント。The Scoreが伝えている。
僕も君たちと同じような立場に立たされたことがあった。
卒業証書を受け取る機会に興奮していた。
だがそれど同じく、僕のプロフェッショナルキャリア上最も大きなバスケットボールをプレイしなければならなかった。
そのふたつが同じ日だったんだ。
どちらの目標も達成することができた。
もし同じ状況になったとしても同じように行動するだろう。
君たちは我々の世界と我々のコミュニティにおける未来のリーダーだ。
偉大なキャリアを送ってきたカーターからの激励に、胸を熱くした学生も少なくないだろう。
カーター自身、今季限りでNBAを卒業する。
多くの学生たちと同じように満足ゆく最後にはならなかったが、カーターの言葉は学生たちに届いているに違いない。
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