ポートランド・トレイルブレイザーズのベテランフォワード、カーメロ・アンソニーは先日、シーズン再開について「バスケットボールに関して言うと、僕は準備できているし、仕事に戻ることに興奮している。ただ正直言うと、今現在起こっていることを考えるとオーランドに向かうのはまだ抵抗があるんだ」と語り、複雑な心境を明かした。

カーメロ・アンソニーがシーズン再開について「複雑な心境」

現地10日、NBAとNBPAはシーズンに参加したくない場合、その選手の決定を尊重すると報じられた。

トップが受け入れるのであれば、アンソニーはシーズン参加を拒否するかもしれない。

thescore.comによると、アンソニーはシーズン再開について次のようにコメントしたという。

実際にプレイする、そしてオーランドに行くことについては、まだ不安を感じている。

なぜならすべての詳細が分からないからね。

情報が少ない。

だから情報が入るまで100％約束するのは難しい。

シーズン参加に不安を感じているのはアンソニーだけではない。

現地10日、40～50人のNBA選手たちがオンライン会議を開き、中には家族を心配する、隔離された環境と安全性を危惧する、また抗議活動のほうに関心を示している選手もいたという。

もし出場しない選手がいる場合、そのチームはロスターの補強を急がなければならないかもしれない。

なお、出場を拒否したとしても処分が下ることはないとされているが、サラリーは一部カットされる可能性があるとも報じられている。