クリス・ポールが過去のNBAのトレード拒否に「怒った」
今から約10年前、当時ニューオーリンズ・ホーネッツに所属していたクリス・ポールにはトレードの噂が浮上していた。
トレード交渉は実際に進んでおり、ポールはヒューストン・ロケッツを加えた3チーム間トレードでロサンゼルス・レイカーズに移籍すると報じられていた。
だが、NBAは戦力バランスが崩れることを危惧し、トレード拒否権を行使。
その結果、ポールのレイカーズ移籍は実現しなかったわけだが、NBAがトレード拒否権を行使したことを知った時、ポールは怒りに震えたという。
ポールは当時を振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
電話で兄、エージェントと話をしていた。
ニューオーリンズに到着し、LA行きの飛行機便を見つけた。
するとエージェントが「ちょっと待ってくれ」と言い、言葉に詰まりながら(トレード拒否権行使について)話したんだ。
僕たちは熱くなった。
僕とコービー(・ブライアント)は話をしていたからね。
すでに話をしていたんだ。
レイカーズへのトレードが実現しなかったポールは、ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍。
ブレイク・グリフィン、ディアンドレ・ジョーダンとともにロブシティを築き上げることになったが、NBAタイトルには手が届かなかった。
もしレイカーズへのトレードが実現していたら、今ごろチャンピオンリングを手にできていたのかもしれない。
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