キャリア5年目を迎えているロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルは、今季をベストシーズンとしている。

相棒ルー・ウィリアムスとのコンビネーションは抜群で、今季はMIP候補にも挙がっているハレル。

そのハレルが先日、ポッドキャストの番組に出演した。

NBA Centralによると、番組の中で「君を過去のNBA選手に例えるなら誰？」と質問されたハレルは、「僕は現代の（デニス・）ロッドマン」と答えたという。

Montrezl Harrell says he’s the modern day Dennis Rodman:

"I’ve been telling people, I’m the modern day Rodman, for real. I’m the modern day Rodman. That’s it."

(Via Knuckle Heads Podcast) pic.twitter.com/7W4xIzMQEA

— NBACentral (@TheDunkCentral) July 22, 2020

しかし、これには異論が多い。

ハレルはリバウンドとディフェンスに特化したタイプではなく、クリッパーズ移籍後は毎年平均二桁得点を記録している。

また、ロッドマンと称するには、やはりリバウンドでリーグを牽引すると共に、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーとオールディフェンシブチームに選出されることが求められるだろう。

ロッドマンのような偉大なプレイヤーと比較されるためにも、ハレルにはさらなる成長を期待したいところだ。

なお、ハレルとロッドマンのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	モントレズ・ハレル	デニス・ロッドマン
出場試合数	318	911
平均出場時間	20.9	31.7
平均得点	12.7	7.3
平均リバウンド	4.9	13.1
平均アシスト	1.3	1.8
平均スティール	0.6	0.7
平均ブロックショット	0.9	0.6
平均ターンオーバー	1.2	1.6
FG成功率	61.4％	52.1％
フリースロー成功率	63.8％	58.4％