ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、オフェンスだけでなくディフェンスにも高い意識を持っている。

それを象徴しているのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル第7戦終盤に見せたアンドレ・イグダーラのレイアップをブロックしたシーンだろう。

だが、ある人物との出会いがなければ高いディフェンシブマインドを持つことはなかったのかもしれない。

ジェイムスによると、クリーブランド・キャバリアーズ時代のマイク・ブラウンHCがジェイムスのディフェンシブマインド改善に大きく寄与したという。ジェイムスのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

マイク・ブラウンの功績は大きいと思う。

彼がヘッドコーチに就任した時、彼はクリーブランドにディフェンスの戦略を持ち込み、ディフェンシブマインドを持ってやってきた。

彼は僕にオフェンスと同じようにディフェンスでももっと良くなってほしいと言ってくれたんだ。

僕はキャリアを次のステップに進めたかった。

なぜならもっと良くなりたかったし、チャンピオンシップをかけて戦いたいと思っていたからね。

ジェイムスによると、当時のブラウンは映像で対戦相手を分析し、選手たちに噛み砕いて説明していたという。

ジェイムスもフィルムセッションに積極的に参加するようになり、それからリーダーシップを発揮し始めたというが、ブラウンがいたからこそ今のジェイムスがいるのだろう。

今季のレイカーズにはNBAチャンピオンの期待がかかっている中、ジェイムスにはアンソニー・デイビスと共にディフェンスでの貢献も期待したいところだ。