チャールズ・バークレー「ヤニス・アンテトクンポはケビン・デュラントと同じ状況になり得る」
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは昨季に続き、今季もMVP最有力候補に挙がっている。
所属するミルウォーキー・バックスもリーグ最高の成績を記録しており、NBAチャンピオンへ向けて順調に進んでいるバックス。
だが、もしバックスが今季NBAチャンピオンになれなければ、アンテトクンポは他チーム移籍を考え始める可能性があると噂されている。
NBAレジェンドのチャールズ・バークレーもそれを危惧し、かつてケビン・デュラントがオクラホマシティ・サンダーを離れて王者ゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍したケースと重ねて見ているという。
バークレーはアンテトクンポについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
私が危惧しているのは、ケビン・デュラントのような状況になるということだ。
我々はそれを望んでいない。
バックスがチャンピオンになれば、バスケットボールにとって素晴らしいことだと思う。
ヤニスはそれほど素晴らしい選手だし、ミルウォーキーはNBAにおいてもっとも過小評価されている都市のひとつだからね。
トロント(・ラプターズ)がチャンピオンになったのは、NBAにとって素晴らしいことだった。
今季ミルウォーキーがチャンピオンになれば、素晴らしいことになるだろう。
デュラントはラッセル・ウェストブルックと共にサンダーをタイトルコンテンダーに引き上げたものの、NBAチャンピオンになれない状況が続き、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン擁するウォリアーズへ電撃移籍した。
サンダー時代にはMVPに輝き、ファンやチームメイトたちへの愛を口にしていたデュラント。
アンテトクンポの今の状況は当時のデュラントに似ているということもあり、バークレー以外にもアンテトクンポの他チーム移籍の可能性を感じている者も少なくないだろう。
つまり、バックスにとって今季は未来を占うシーズンとも言えそうだ。
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