クリス・マリンがクレイ・トンプソンとヤニス・アンテトクンポのトレードに反対
今季をリーグワーストの成績で終えたゴールデンステイト・ウォリアーズは、今年のNBAドラフト2位指名権を獲得した。
来季はステフィン・カリーとクレイ・トンプソンが完全復帰する見込みのウォリアーズにとって、ドラフト2位指名権は戦力アップの大きなオプションとなるだろう。
だが、ロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズなど強豪チームがひしめくウェスタン・カンファレンスを勝ち抜くのは簡単ではなく、ロスターを再編成すべきという声もないわけではない。
そのひとつが、トンプソンとドラフト2位指名権をトレードで放出し、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポを獲得するという案だ。
アンテトクンポには以前からウォリアーズ移籍の噂があがっているが、元ウォリアーズのNBAレジェンド、クリス・マリンは、このトレードに反対している模様。
マリンはトンプソンとアンテトクンポのトレードについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
(トレードには)反対だ。
なぜなら、トレードしたら再びシューティングを探さなければならなくなるからね。
ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCはカリーとトンプソンのアウトサイドショットを活用する戦術を組んでおり、アウトサイドショットを得意としていないアンテトクンポを獲得した場合、戦術そのものを見直す必要がある。
インサイドにディフェンスが集中するというメリットもあるが、アウトサイドが重視される近年のNBAにおいて、やはりトンプソンとカリーの2枚看板は手放したくないところだろう。
とはいえ、何があるか分からないのがNBA。
ウォリアーズがオフシーズン中にどう動き、ロスターを調整するのか注目したい。
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