ラジョン・ロンド「自分にプレッシャーをかけて戦った」
ロサンゼルス・レイカーズのラジョン・ロンドは、”プレイオフ・ロンド”の相性にふさわしい活躍を見せ、チームのNBAタイトル獲得に貢献した。
ロンドがチャンピオンリングを獲得するのは、ボストン・セルティックス時代に続き2個目。
「ロンドがいなければレイカーズのNBAチャンピオンはなかった」と言えるほど素晴らしいパフォーマンスを見せたロンドだが、NBAファイナル第5戦を落として3勝2敗とされた時、強い危機感を感じていたようだ。
ロンドはNBAファイナルを振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
以前のシリーズで3勝2敗とリードしていたが、敗れたことがあった。
だから、この4~5日間はチームのために良いプレイをし、勝利に貢献することを考えていた。
僕は僕自身にプレッシャーをかけていたんだ。
第6戦の前は良い調子ではなかったが、以前にも言ったように、どう戦うかは分かっている。
コートに出てアグレッシブにプレイし、ディフェンスからはじめ、できる限りチームを助けようとしたんだ。
ロンドが言う「3勝2敗から逆転された」のは、セルティックスに所属していた2010年のNBAファイナル。
奇しくも対戦相手はコービー・ブライアント擁するレイカーズだった。
それから10年後、レイカーズの一員としてブライアントに捧げるNBAタイトル獲得に貢献したロンド。
来季の契約はプレイヤーオプションとなっているが、ジェイムスが厚く信頼しているロンドにはレイカーズの一員として連覇にチャレンジしてもらいたい。
なお、今季のロンドのスタッツは以下の通りとなっている。
– | レギュラーシーズン | NBAプレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 48 | 16 |
平均出場時間 | 20.5 | 24.7 |
平均得点 | 7.1 | 8.9 |
平均リバウンド | 3.0 | 4.3 |
平均アシスト | 5.0 | 6.6 |
平均スティール | 0.8 | 1.4 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 2.1 |
FG成功率 | 41.8% | 45.5% |
3P成功率 | 32.8% | 40.0% |
フリースロー成功率 | 65.9% | 68.4% |
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