ドック・リバースHCがベン・シモンズの3Pについて「撃たないならそれで構わない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのベン・シモンズは、アウトサイドショットを課題としている。
昨季はNBAキャリア初となる3Pショットを成功させたものの、シーズンを通して放った3Pショットはわずか7本。
NBAレジェンドのコービー・ブライアントは生前、「生き残りたいならジャンパーをマスターすべき」と指摘していたが、新たにヘッドコーチに就任したドック・リバースHCはアウトサイドショットにこだわらず、シモンズを自由にプレイさせることを考えているのかもしれない。
リバースHCはシモンズの3Pについて次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
ベンのシューティングに関しては、私は他の人ほど気にしていない。
彼が3Pを撃たなかったとしても、私は構わない。
彼が3Pを撃つなら、問題ない。
私は彼に鍵を与えるつもりだ。
シモンズがNBAキャリア3年を通して放った3Pショットは、わずか24本。
シモンズがアウトサイドショットを身につければ、マッチアップする選手にとって脅威となるのは間違いないだろう。
一方、シクサーズはこのオフシーズン中にNBA屈指のシューターであるセス・カリー、およびダニー・グリーンを獲得し、アウトサイドショットの強化に成功した。
彼らが高確率で3Pショットを決めることができれば、シモンズはよりドライブを中心としたオフェンスを展開することになりそうだ。
なお、シモンズの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 57 | 217 |
平均出場時間 | 35.4 | 34.3 |
平均得点 | 16.4 | 16.4 |
平均リバウンド | 7.8 | 8.3 |
平均アシスト | 8.0 | 8.0 |
平均スティール | 2.1 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.5 |
FG成功率 | 58.0% | 56.0% |
3P成功率 | 28.6% (2/7) | 8.3% (2/24) |
フリースロー成功率 | 62.1% | 59.3% |
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