カワイ・レナードが来年夏の去就について「オプション破棄が最善」
フランチャイズ初となるNBAタイトル獲得を目指すロサンゼルス・クリッパーズは先日、オールスターフォワードのポール・ジョージと4年1億9000万ドルの延長契約を結んだ。
これにより、NBAを代表するスーパースターであるカワイ・レナードの去就に注目が集まっている。
レナードのNBA2021-22シーズンの契約は3600万ドルのプレイヤーオプションとなっているが、現時点ではオプションを破棄し、FA市場を試す可能性が高いと言えそうだ。
レナードは来年夏の去就について次のようにコメント。RealGMが伝えている。
僕が健康な状態なら、プレイヤーオプションを破棄するのが最善の決定だ。
だが、それは(クリッパーズに)残留する、もしくは離れるという意味ではないよ。
今は新シーズンに集中している。
前にも言ったように、時期が来たら話し合うことになるだろう。
全員がチームのコンセプトに賛同しようとしている。
全員がそれぞれの役割において勝者になることを重視したい。
レナードにはサンアントニオ・スパーズとトロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導いた実績がある。
クリッパーズでもチームをNBAチャンピオンに導く働きが期待されているが、もし新シーズンで結果を残せない、かつNBAタイトル獲得が見込めないと感じたら、他チーム移籍の可能性は十分あるだろう。
とはいえ、クリッパーズはレナードのホームチームだ。
レナードには長くクリッパーズの顔として活躍し、ロサンゼルス・レイカーズとのロサンゼルスバトルを盛り上げて続けてもらいたい。
なお、レナードの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 57 | 524 |
平均出場時間 | 32.4 | 31.0 |
平均得点 | 27.1 (キャリアハイ) | 18.7 |
平均リバウンド | 7.1 | 6.4 |
平均アシスト | 4.9 (キャリアハイ) | 2.7 |
平均スティール | 1.8 | 1.8 |
平均ターンオーバー | 2.6 | 1.6 |
FG成功率 | 47.0% | 49.1% |
3P成功率 | 37.8% | 38.3% |
フリースロー成功率 | 88.6% (キャリアハイ) | 85.5% |
コメントを残す