チャニング・フライ「今のNBAチームは全盛期のウォリアーズに勝てない」
数年前のゴールデンステイト・ウォリアーズは、NBA史に残るほど圧倒的な強さを誇っていた。
特にステフィン・カリー、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを中心とした時代は他を寄せ付けない強さを見せ、NBA連覇を達成。
2019年のNBAファイナルではデュラントとトンプソンが負傷離脱し、スリーピートはならなかったものの、ウォリアーズが残した実績は間違いなくNBA史に刻まれた。
では、もし当時のウォリアーズと今のロサンゼルス・レイカーズやブルックリン・ネッツなどのNBAタイトルコンテンダーが対戦したら、どのような結果になるのだろうか?
元NBAプレイヤーのチャニング・フライによると、全盛期のウォリアーズに敵うチームは今のNBAにはないという。フライのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
KDとステフ率いるウォリアーズに勝てるNBAチームは間違いなくない。
3人の男はどのクオーターでもチームに30点をもたらすことができた。
KDがダブルチームを仕掛けられたとしても、NBA史上最高のシューター2人がオープンになる。
ステフがダブルチームを仕掛けられたとしても、ケビン・デュラントの1on1がある。
今のNBAチームが当時のウォリアーズに勝てるなんて、皆酔っ払っているのか?
彼らはものすごく速く、ディフェンスもものすごく良かった。
ベンチも優れていて、フィジカルだったし、ディフェンスの時はスイッチ、スイッチ、スイッチだ。
彼らにはあまりにもたくさんのものが備わっていた。
優れたスキルに優れた頭脳。
彼らはひとつ上の次元にいたんだ。
ウォリアーズはNBAレジェンドであるマイケル・ジョーダン時代のシカゴ・ブルズのようにスリーピートを達成することはできなかった。
だが、デュラント入団前を含めると5年連続でNBAファイナルに進出し、うち3度チャンピオンに輝いた。
当時のウォリアーズほどピースが揃い、NBAを支配するチームは今後現れるのだろうか?
なお、当時のウォリアーズの成績は以下の通りとなっている。
シーズン | 勝敗 | 勝率 | NBAプレイオフ |
---|---|---|---|
2014-15 | 67-15 | 81.7% | NBAチャンピオン (キャブスに4勝2敗で勝利) |
2015-16 | 73-9 | 89.0% | NBAファイナル敗退 (キャブスに3勝4敗で敗戦) |
2016-17 | 67-15 | 81.7% | NBAチャンピオン (キャブスに4勝1敗で勝利) |
2017-18 | 58-24 | 70.7% | NBAチャンピオン (キャブスに4勝0敗で勝利) |
2018-19 | 57-25 | 69.5% | NBAファイナル敗退 (ラプターに2勝4敗で敗戦) |
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