ディアーロン・フォックス「僕たちのディフェンスではNBAで1試合も勝てない」
NBAプレイオフ復帰を目指すサクラメント・キングスは現地8日、今季難しい時間を送っているトロント・ラプターズと対戦した。
キングスはオールスターポイントガードのカイル・ラウリー不在のラプターズ相手に第1Qで43点、第2Qで31点を記録し、3点のリードで後半に突入。
だが、第3Qでラプターズに40点を許すと、終わってみれば144点を奪われ、21点差で大敗した。
この日のキングスはFG成功率56.8%、3P成功率44.1%と高い数字を記録。
にもかかわらず敗れたのは、ラプターズにFG成功率58.2%、3P成功率51.3%を許したディフェンスに問題があると言えるだろう。
NBAキャリア4年目を迎えているディアーロン・フォックスも、キングスの緩慢なディフェンスに憤りを感じているようだ。
フォックスはラプターズ戦終了後、次のように指摘。clutchpoints.comが伝えている。
僕たちがやったディフェンスでは、このリーグで1試合も勝てないだろう。
今日の僕たちはFG成功率60%だった。
FG成功率60%のゲームを落とすはずがない。
キングスは現地6日にシカゴ・ブルズに勝利し、勝率5割に復帰。
だが、ラプターズに敗れたことで再び借金を背負うことになってしまった。
キングスが次に対戦するのは、同じくディフェンスを課題にしているポートランド・トレイルブレイザーズ。
キングスはデイミアン・リラードとCJ・マッコラムという強力なバックコートをディフェンスで封じ込め、ラプターズ戦の悪いイメージを払拭したいところだ。
なお、フォックスの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 9 | 214 |
平均出場時間 | 29.7 | 30.2 |
平均得点 | 18.9 | 16.3 |
平均リバウンド | 2.6 | 3.4 |
平均アシスト | 5.3 | 6.1 |
平均スティール | 1.7 | 1.4 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 2.7 |
FG成功率 | 45.9% | 45.1% |
3P成功率 | 29.0% | 32.6% |
フリースロー成功率 | 70.9% | 71.8% |
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