ステフィン・カリー「シクサーズが首位とは知らなかった」
NBA屈指のシューターであるセス・カリーは、オフシーズン中に義理の父ドック・リバースがヘッドコーチに就任したフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍した。
指揮系統とロスターを再編したシクサーズは、現時点でイースタン・カンファレンス首位の14勝6敗。
先日は昨季NBAチャンピオンのロサンゼルス・レイカーズを下すなど、素晴らしい戦いを見せている。
だが、実弟のセス・カリーがいるとはいえ、兄ステフィン・カリーはイーストの状況をチェックしているわけではないようだ。
セス・カリー擁するシクサーズがイースト首位の成績を記録していることについて、ステフィン・カリーは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕はイーストをチェックしていない。
だから、(シクサーズがイースト首位を走っていることを)知らなかった。
彼らが良いプレイをしていたことは知っていた。
彼(セス・カリー)がプロトコルから復帰したことを彼らが喜んでいることは知っていた。
ただ、それ(イースト首位)については知らなかったよ。
セス・カリーはNBAの健康と安全プロトコルにより、7試合を欠場した。
復帰後はショットのリズムを掴みきれていないものの、それでも今季は3P成功率51.7%と素晴らしい数字を記録している。
だが、兄ステフィン・カリーが気にしているのは今いるゴールデンステイト・ウォリアーズのことであり、弟がいるとはいえ、カンファレンスが異なるチームに注意を向ける暇はないのだろう。
とはいえ、シクサーズはさらにギアを上げ、2度のMVPを誇るステフィン・カリーが注目せざるを得ない戦いを見せてもらいたいところだ。
なお、今季のセス・カリーとステフィン・カリーのスタッツは以下の通りとなっている。
– | セス・カリー | ステフィン・カリー |
---|---|---|
出場試合数 | 13 | 19 |
平均出場時間 | 28.7 | 33.7 |
平均得点 | 14.3 | 27.7 |
平均リバウンド | 2.0 | 5.4 |
平均アシスト | 2.8 | 6.0 |
平均スティール | 0.9 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 3.3 |
FG成功率 | 54.1% | 45.5% |
3P成功率 | 51.7% | 39.5% |
フリースロー成功率 | 100% | 92.4% |
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