NBAチームの幹部たちはラッセル・ウェストブルックの衰えを数年前に予測?
ワシントン・ウィザーズは現地29日にアトランタ・ホークスに敗れ、4連敗を喫した。
ラッセル・ウェストブルックや八村塁、ダービス・バータンズといった主力の数人が復帰したものの、NBAワーストの成績から抜け出せずにいるウィザーズ。
オフシーズン中のトレードで元MVPのウェストブルックを獲得し、NBAプレイオフ復帰の期待がかかっていたウィザーズだが、多くのNBAチームの幹部はウェストブルックのトレード獲得は間違いだと考えているのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、多くのNBAチームの幹部はウェストブルックの衰えを数年前から予測していたという。
何年も前、リーグの幹部たちはウェストブルックがこうなるかもしれないと警鐘を鳴らしていた。
身体能力に依存するうえ、精度の高いジャンパーがなければ、すぐに数字は落ちてしまうとね。
我々がワシントンで見ているものは、衰えが加速する始まりか、もしくは深刻なパフォーマンスの低下だ。
多くのNBAチームの幹部によると、最も憂慮しなければならないのはウェストブルックのターンオーバーだという。
ウェストブルックは今季10試合に出場した時点で平均5.0ターンオーバーを記録している。
果敢なドライブの結果と考えることもできるが、ウェストブルックの今季のFG成功率はNBAキャリアワーストの38.1%。
ドライブの際にボールを失ってしまうシーンも目立ち始めており、ウィザーズにとって大きな問題となりかねない。
現在32歳のウェストブルックの身体能力が今後落ちていくのは確実であり、NBAで戦い続けるためにはターンオーバーの改善はもちろん、アウトサイドショットとゲームメイクの改善が不可欠になりそうだ。
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 10 | 888 |
平均出場時間 | 34.1 | 34.6 |
平均得点 | 18.9 | 23.2 |
平均リバウンド | 9.3 | 7.1 |
平均アシスト | 9.6 | 8.3 |
平均スティール | 0.9 (キャリアワースト) | 1.7 |
平均ターンオーバー | 5.0 | 4.1 |
FG成功率 | 38.1% (キャリアワースト) | 43.7% |
3P成功率 | 33.3% | 30.5% |
フリースロー成功率 | 65.5% (キャリアワースト) | 79.8% |
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今日のネッツ戦みたらただのスーパースターだったわ