セルティックスのオーナー「カイリー・アービングの移籍でリクルート活動が難しくなった」
NBAオールスターのカイリー・アービングは、ボストン・セルティックスで2シーズンを過ごした後にブルックリン・ネッツに移籍した。
ネッツはアービング、ケビン・デュラント、ジェイムス・ハーデンというNBAが誇るスーパースターを擁するチームとなり、今季はNBAタイトル獲得最有力候補の1チームだ。
一方、今季のセルティックスは厳しい戦いを強いられており、NBAタイトル獲得は難しいという声も聞こえ始めている。
そんな中、セルティックスのオーナーであるウィクリフ・グラウスベックがアービングの移籍に言及した模様。
グラウスベックによると、アービングがネッツに移籍したことが大きく影響し、リクルート活動などがうまくいかなくなってしまったという。グラウスベックのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
カイリーには永遠にここにいてもらい、あらゆる方法で我々をリードしてもらいたかった。
今の彼はリーグのベストチームにいる。
そういうことだ。
彼の移籍により、多くのことが変わってしまった。
我々は彼がいた時と同じようにフリーエージェントをリクルートすることができなくなってしまったんだ。
ドミノ効果のようにね。
我々はカイリーと共に高みを目指していた。
彼とは良い年を過ごした。
彼はハードに取り組んでくれ、そして移籍してしまったんだ。
グラウスベックによると、アービングを批判するわけではなく、物事を中立の立場で見るように心がけているという。
だが、グラウスベックの発言はカイリーに対する恨み節のようにも聞こえてしまう。
NBAを代表するスタープレイヤーに成長したジェイソン・テイタムが他チームへの移籍を望まないように、セルティックスのフロントオフィスには適切な仕事を期待したいところだ。
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