アーロン・ゴードン「僕がダンクコンテストを台無しにしたのかも」
NBAオールスターイベントのひとつであるスラムダンクコンテストが最も盛り上がったのは、アーロン・ゴードンとザック・ラビーンが優勝をかけて戦った2016年だろう。
NBAトップクラスの身体能力を持つゴードンとラビーンは次々とアクロバティックなダンクを披露し、NBA史に残る激闘を繰り広げた。
興奮に包まれた対決はラビーンが制したが、ゴードンによると、驚異的なダンクを決めたにも関わらず敗れたことが、その後NBA選手たちがスラムダンクコンテスト出場を遠慮する要因になった可能性があるという。ゴードンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕がダンクコンテストを台無しにしてしまったのではと恐れている。
人々はもう出たくないんじゃないかな。
”ミスター50”を見た人々がインスパイアされ、ダンクコンテストを盛り上げてくれることを願っている。
なぜなら、まだ見たことがないようなダンクはあるからね。
僕はやるつもりはないが、誰かにやってもらいたい。
ダンクコンテストは素晴らしいイベントさ。
今季のNBAオールスター各種イベントは規模を縮小して行われるものの、3Pコンテストとスキルズチャレンジにはスーパースターたちが出場するということもあり、大いに盛り上がるだろう。
一方、ダンクコンテストにはスター選手が出場しないため、注目度は低い。
だが、ダンクコンテストに魅力を取り戻すべく、出場するアンファニー・サイモンズ、キャシアス・スタンリー、オビ・トッピンには独創的なダンクを見せてもらいたい。
なお、2000年以降のNBAスラムダンクコンテスト王者は以下の通りとなっている。
年 | 優勝選手 |
---|---|
2000 | ビンス・カーター |
2001 | デイズモンド・メイソン |
2002 | ジェイソン・リチャードソン |
2003 | ジェイソン・リチャードソン |
2004 | フレッド・ジョーンズ |
2005 | ジョシュ・スミス |
2006 | ネイト・ロビンソン |
2007 | ジェラルド・グリーン |
2008 | ドワイト・ハワード |
2009 | ネイト・ロビンソン |
2010 | ネイト・ロビンソン |
2011 | ブレイク・グリフィン |
2012 | ジェレミー・エバンス |
2013 | テレンス・ロス |
2014 | ジョン・ウォール |
2015 | ザック・ラビーン |
2016 | ザック・ラビーン |
2017 | グレン・ロビンソンⅢ |
2018 | ドノバン・ミッチェル |
2019 | ハミドゥ・ディアロ |
2020 | デリック・ジョーンズjr |
- Comments ( 1 )
- Trackbacks ( 0 )
戦犯はシャックとウェイド