デマーカス・カズンズはクリッパーズで戦力外になる?

元NBAオールスタービッグマンのデマーカス・カズンズは、間もなくロサンゼルス・クリッパーズと10日間契約を結ぶと見られている。
カズンズはサージ・イバカおよびイビチャ・ズバッツのバックアップとして起用されると見込みであり、多くのクリッパーズファンはカズンズにチームのレベルを上げる働きを期待しているだろう。
だが、NBA内ではカズンズは十分な出場時間を与えるに値しないと考えている者が多いのかもしれない。
NBAのあるスカウトは、カズンズについて以下のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
(ヒューストン・)ロケッツの時のカズンズはかなりひどかった。
クリッパーズでも変わらないだろう。
オフェンスにおいてかつてのような支配力はない。
今の彼は抜け殻のようだ。
スペース内でのディフェンスもまったくできていない。
新たなチャンスを手にできるまで長い時間がかかったのも納得だ。
また、別のNBAスカウトはこう話したという。
クリッパーズで出場時間を確保することはできないだろう。
サージ・イバカは機動力があるディフェンダーであり、オフェンスではフロアスペーサーの役割を担っている。
イビチャ・ズバッツはリムプロテクターとして存在感を放っているし、オフェンスではフィニッシャーとして効果的にプレイしている。
カズンズはボールを持って仕掛けることが多すぎるし、ディフェンスでは彼のカバーをしなければならないだろうね。
カズンズは度重なる怪我で長期離脱を余儀なくされ、今季ロケッツの一員としてNBAゲームに復帰した。
だが、チームを牽引するようなパフォーマンスを見せることができず、もはやNBAオールスターではなくなってしまっていた。
クリッパーズとは10日間契約を結ぶ見込みであり、もし契約期間中に十分な結果を残すことができなければ、再びFAになってしまうだろう。
つまり、カズンズにとっては今後のNBAキャリアに影響する重要な時間と言えそうだ。
なお、カズンズの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 25 | 590 |
平均出場時間 | 20.2 | 31.5 |
平均得点 | 9.6 (キャリアワースト) | 20.8 |
平均リバウンド | 7.6 (キャリアワースト) | 10.7 |
平均アシスト | 2.4 | 3.2 |
平均スティール | 0.8 (キャリアワースト) | 1.4 |
平均ブロックショット | 0.7 (キャリアワースト) | 1.2 |
平均ターンオーバー | 1.6 | 3.5 |
FG成功率 | 37.6% (キャリアワースト) | 45.9% |
3P成功率 | 33.6% | 33.2% |
フリースロー成功率 | 74.6% | 73.7% |
コメントを残す