ヒューストン・ロケッツのベテランガード、エリック・ゴードンには、ジョン・ウォールと共にロケッツを牽引する働きが期待されていた。

だが、3月中旬に股関節の負傷で離脱すると、以降は全ゲームを欠場している。

ゴードンはロケッツと別行動でリハビリを続けているというが、指揮官のスティーブン・サイラスHCによると、ゴードンが今季中に復帰する可能性は極めて低いという。

サイラスHCはゴードンについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

エリックは復帰に向けてすべてに取り組んでいた。

アシスタントコーチ（ジョン・ルーカス）と共に、パフォーマンスチームと共にワークアウトに取り組んでいた。

私はエリックのプレイをすごく見たいと思っている。

だが、（今季中は）叶いそうにない。

オフシーズン中のトレードでラッセル・ウェストブルックを、シーズン中のトレードでジェイムス・ハーデンを放出したロケッツは、若手中心のチームとして再出発した。

ベテランのゴードンにもトレードの噂が浮上していたものの、怪我の影響でシーズン中にトレードできなかったと見られている。

再建モードに入ったロケッツはオフシーズン中にロスターを再構築すると思われるが、果たして2023-24シーズンまで契約が残っているゴードンにはどう対処するのだろうか？

なお、ゴードンの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
出場試合数	27	692
平均出場時間	29.2	32.6
平均得点	17.8	16.6
平均リバウンド	2.1	2.5
平均アシスト	2.6	2.8
平均スティール	0.5	0.9
平均ターンオーバー	1.9	2.0
FG成功率	43.3％	42.5％
3P成功率	32.9％	36.8％
フリースロー成功率	82.5％	81.2％