NBAがレブロン・ジェイムスに処分を科さなかった理由を説明
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは先日、屋外で行われたイベントに参加した。
これはNBAの健康とプロトコルに違反する行為であり、NBAはジェイムスに出場停止処分を科す可能性があった。
だが、NBAはジェイムスに何の処分も科さなかったため、スーパースターに対するNBAの対処に疑問視する者も出てきている。
そんな中、NBAがジェイムスに処分を科さなかった理由を説明した模様。
RealGMによると、NBAはジェイムスに処分を科さなかった理由について以下のような声明をリリースしたという。
誤解を解くために説明する。
レブロン・ジェイムスは先週、屋外で行われたイベントに短時間参加した。
このイベントに参加するためにはワクチンを接種済みか、検査で陰性だった証明が必要だった。
医療の専門家と話し合った結果、あのような状況ではウイルスが拡散するリスクはなく、そのため隔離も必要ないと判断した。
今季を通し、同じような健康と安全プロトコル違反は何度も発生しており、該当する選手のチームにも同じ対応をした。
現行のNBAルールにおいて、ワクチンを接種した選手はスポンサー活動や広告撮影など外での活動が認められている。
ジェイムスは先日、「ワクチンを接種した?」という質問に対し、「大きな問題ではない」とし、明言を避けた。
だが、外部でのイベントに参加したことを考えると、おそらくすでに接種していたのだろう。
とはいえ、ジェイムスはNBAの収益にも大きな影響を及ぼす偉大な選手のひとりであるため、「NBAがレブロン・ジェイムスを特別扱いした」という批判はしばらく続くことになりそうだ。
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