昨季NBA王者ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは、現地5月31日に行われたNBAプレイオフ・ファーストラウンド第4戦で股関節を負傷し、途中退場した。

検査を受けた結果、構造に大きな問題は見られず、「毎日様子を見る状態」であると報じられたが、現地6月1日に予定しているフェニックス・サンズとのシリーズ第5戦については欠場する可能性が高い模様。

The Los Angeles Timesによると、デイビスが第5戦に出場する可能性はゼロではないものの、現時点では出場できない可能性が高いという。

また、レイカーズを指揮するフランク・ボーゲルHCは、デイビス不在のチームについて以下のように語っている。

レブロン（・ジェイムス）の機会が増えるだろう。

また、間違いなく全員がもっとステップアップしなければならない。

1人だけではなく、全員だ。

チームとしての努力が必要になる。

全員の貢献が必要だ。

我々はAD不在の状況でプレイした期間があった。

もしADを起用できない場合、第5戦に向けてその期間中の経験を活用するだろう。

デイビスが欠場する場合、マーク・ガソルやカイル・クーズマ、モントレズ・ハレル、マーキーフ・モリスにより大きな役割が求められることになるだろう。

とはいえ、デイビスが抜けた穴を埋めるのは簡単ではない。

レイカーズはチームとしてステップアップし、デイビス不在の期間を乗り越えたいところだ。

なお、今季のレイカーズはデイビス不在の試合を19勝17敗、ジェイムスが出場してデイビスが欠場した試合を11勝7敗と、いずれも勝ち越していると報じられている。