レブロン・ジェイムスが開幕を早めたNBAに怒り?
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、NBAが今季を12月に開幕することを決定した当時、「1月になると聞かされていた」、「オフが短すぎる」などとし、怪我のリスクなどを懸念していた。
今季のNBAは例年と比較してスター選手たちの欠場が増加したというが、NBAによると、大きな怪我で長期離脱を強いられた選手は例年より少ないという。
だが、シーズン終盤からNBAプレイオフにかけて、レイカーズのアンソニー・デイビスやボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウン、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングとジェイムス・ハーデン、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードとダニー・グリーン、デンバー・ナゲッツのジャマール・マリー、ユタ・ジャズのマイク・コンリーなどスター選手たちが相次いで負傷。
ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードも膝を負傷し、離脱を余儀なくされた。
このような状況を受け、ジェイムスがNBAを批判した模様。
レナードの負傷離脱が報じられた後、ジェイムスは以下のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
シーズン開幕のことについて、彼ら(NBA)は僕の話をまったく聞こうとしなかった。
僕にはこうなることが分かっていた。
僕はただ選手を守りたかっただけだ。
それが結果的に僕たちのゲームの利益につながるからね。
これらの怪我は単に「ゲームの一部」ではない。
ただ純粋に、開幕までの休養が足りていなかったからだ。
8人か9人のオールスターがプレイオフゲームを欠場した。
リーグ史上最多かもしれないね。
この時期はリーグとファンにとって最高の時間だ。
だが、僕たちのお気に入りの選手の多くが欠場することになってしまった。
狂っている。
身体のことを知っている人間が1人いるとすれば、シーズンを通して身体がどういう状態にあるのかを知っている人間が1人いるとすれば、それは僕自身だ。
僕は選手全員の健康のために話している。
今季この時期にこれほど多くの怪我は見たくない。
ファンの皆に申し訳なく思うよ。
昨季は現地10月11日に終了し、今季は同12月22日に開幕した。
レイカーズとヒートはわずか72日しかオフを取ることができなかったわけだが、NBAの開幕を早めた決断は果たして正しかったのだろうか?
この問題については今季終了後に再び議論されることになりそうだ。
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