シクサーズがトレードによるデイミアン・リラード獲得に専念?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ベン・シモンズには、トレードの噂が浮上している。
シモンズは先日、シクサーズの組織内の人間と直接連絡を取ることを避け、すべてエージェントを通していると報じられた。
これを受け、シクサーズとシモンズの関係悪化が指摘されることとなったわけだが、シクサーズが最も集中しているのはシモンズではなく、ポートランド・トレイルブレイザーズのNBAオールスターポイントガード、デイミアン・リラードなのかもしれない。
talkbasket.netによると、シクサーズはNBAを代表するスーパースターのデイミアン・リラードに熱視線を送っており、今はリラードをトレードで獲得すべく備えているという。
リラードは先日、ブレイザーズにトレードを要求していないことを明かし、「ブレイザーズの一員としてNBAキャリアを終えたい」と語った。
だが、ブレイザーズがロスターの補強に成功することが前提になると見られている。
ブレイザーズはこのオフシーズン中にノーマン・パウエルを5年契約で残留させることに成功したものの、FA市場で目立った動きはない。
これまで獲得したのはベン・マクレモア、トニー・スネル、コディ・ゼラーといったロールプレイヤーであり、FA市場で成功したとは決して言えない状況にある。
このままいけばリラードがトレードを要求する可能性も否定できないが、シクサーズとしてはそれを願っていることだろう。
なお、FA交渉解禁前にリラード獲得を狙うと噂されていたニューヨーク・ニックスやロサンゼルス・レイカーズなどのNBAチームはすでにロスターを固めつつあり、シクサーズにとってはリラード獲得のライバルチームが少なくなったと見ることもできる。
一方、ブレイザーズはCJ・マッコラムをトレードで放出する可能性があると報じられている。
コメントを残す