カーメロ・アンソニーがベンチ出場について「エゴやプライドを捨てなければならない」
元NBAオールスターフォワードのカーメロ・アンソニーは先日、NBAタイトルコンテンダーのロサンゼルス・レイカーズと契約した。
アンソニーは2018-19シーズン序盤にヒューストン・ロケッツとの関係を断ち切った後、約1年のブランクを経てポートランド・トレイルブレイザーズの一員としてNBAに復帰。
復帰後のシーズンはスターターとして活躍したものの、昨季はシックスマンとしてプレイし、NBAキャリアワーストの平均13.4得点にとどまった。
だが、ベンチからの平均二桁得点は素晴らしい数字であり、アンソニーは今もNBAトップクラスのスコアリング能力を維持していると言えるだろう。
では、NBAキャリアのほとんどをスターターとしてプレイしてきたアンソニーは、ベンチ出場になったことをどう受け止めたのだろうか?
アンソニーはベンチ出場を受け入れたことについて、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
モチベーションを高め、異なるポジションと異なる役割でも進み続ける方法を見つけなければならなかった。
16年、17年もチームの顔としてプレイし、スターとしてプレイした。
そして突然、「聞いてくれ。君はベンチ起用だ」と言われる。
そうなったらエゴを捨てなければならない。
プライドを捨てなければならない。
それと同時に、自分自身を奮い立たせ、モチベーションを維持するためにエゴとプライドを利用しなければならない。
僕はそれを受け入れたんだ。
アンソニーによると、ベンチの役割を受け入れた当初は違和感を覚えたという。
だが、一度役割を受け入れると、以降は重要なベンチスコアラーとして活躍し、平均二桁得点を記録した。
レイカーズの一員としてプレイする来季もベンチ出場となる見込みだが、昨季学んだことを活かし、重要なベンチスコアラーとして活躍するに違いない。
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