ロケッツがジョン・ウォールをトレードで合意

元NBAオールスターポイントガードのジョン・ウォールは先日、他チームへの移籍希望を口にした。

ロケッツは若手中心に再建中であり、ウォールの出場機会は減少する見込み。

だが、そもそもロケッツは来季、ウォールに出場機会を与えないようだ。

hoopsrumors.comによると、ロケッツはウォールに対し、来季は出場機会がないことを伝えたうえで、両者はトレードを模索することで合意したという。

ウォールの契約はあと2年9170万ドル残っている。

そのため、ウォール単独でのトレードは難航すると見られており、他のNBAチームはウォールに若手やNBAドラフト指名権をつけてトレードするようロケッツに迫るだろう。

一方のロケッツは、NBAドラフト1巡目指名権をセットにしてトレードすることは考えておらず、現時点ではウォールをバイアウトで放出する計画もないと報じられている。

ロケッツとウォールがトレードで合意したのは、ロケッツがウォールに「君の健康を守り、体力を削ることを避けたい。だから出場機会はない」と伝えたことが大きかったというが、ウォールだけでなく、エリック・ゴードンなど他のベテラン選手の去就にも注目したいところだ。

なお、ロケッツはポイントガードのポジションを埋めるため、現在FAポイントガードと交渉中と噂されている。