NBAオールスターのベン・シモンズがフィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求してからしばらくが経った。

シモンズにはミネソタ・ティンバーウルブズやクリーブランド・キャバリアーズ、サクラメント・キングスなど複数のNBAチームが関心を示しているというが、シクサーズはNBAオールスターとのトレード以外には応じないとされており、トレードは実現に至っていない。

この状況が続くとシモンズの市場価値がさらに低下してしまう恐れがあるため、シクサーズは妥協することを考えているのかもしれない。

hoopsrumors.comによると、シクサーズのダリル・モレーはNBAドラフト指名権とのトレードを前向きに検討し始めたという。

もしこれが事実なら、他のNBAチームにとってNBAオールスターのシモンズを低コストで獲得できる大きなチャンスとなるだろう。

もちろんシクサーズはNBAドラフト指名権以外も求めるだろうが、シモンズの状況は急加速で変化していくことになりそうだ。

なお、シクサーズがトレードに応じない場合、シモンズは罰金を支払ってでもトレーニングキャンプに参加しないと報じられている。