ジェイソン・キッドHC「ルカ・ドンチッチは世界の舞台で成功した」
ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。
この夏はスロベニア代表として東京オリンピックに出場し、存在感を放ったドンチッチ。
マブスのヘッドコーチに就任したジェイソン・キッドHCによると、東京オリンピックでのドンチッチは最後にガス欠を起こしてしまったものの、世界の舞台で確かな実績を残したという。
キッドHCはドンチッチについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
世界の舞台において、ルカは成功したと思う。
彼は恐れていない。
母国をオリンピックに導いたのは素晴らしい。
それにメダルを獲得できるチャンスをもたらしたのは、素晴らしいことだったよね。
残念ながら、彼は最後のほうで少しガス欠になってしまったと思う。
だが、彼はすべてをやってみせた。
彼はチームメイトたちの能力を引き出し、チームとしても素晴らしい戦いをみせたんじゃないかな。
もう一度言うが、彼には恐れがない。
彼は新しいことに直面するたびにステップアップするし、この夏はオリンピックに向けて素晴らしい旅をしたと思うよ。
マブスはドンチッチを中心としたチームだが、ドンチッチに頼りすぎるケースも少なくない。
キッドHCとしてはドンチッチの負担を減らし、NBAプレイオフでガス欠しないようにマネジメントしたいところだろう。
全NBAチームがドンチッチにタフなバトルを強いるべく戦略を練るだろうが、ドンチッチにはチャレンジを乗り越え、またひとつステップアップしたパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。
なお、ドンチッチの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 66 | 199 |
平均出場時間 | 34.3 | 33.3 |
平均得点 | 27.7 | 25.7 |
平均リバウンド | 8.0 | 8.4 |
平均アシスト | 8.6 | 7.7 |
平均スティール | 1.0 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 4.3 | 4.0 |
FG成功率 | 47.9% (キャリアハイ) | 45.7% |
3P成功率 | 35.0% (キャリアハイ) | 33.1% |
フリースロー成功率 | 73.0% | 73.5% |
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