NBAオールスターのベン・シモンズは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求した。

シクサーズはシモンズの復帰を望み、ジョエル・エンビードやトバイアス・ハリスなど主力選手たちはロサンゼルスにいるシモンズとの面会を希望。

だが、シモンズは「長旅は徒労に終わる」とし、面会を拒否したと報じられた。

そんな中、ベテランシューターのダニー・グリーンがシモンズに言及した模様。

グリーンによると、シクサーズの一員としてではなく個人的にシモンズと会いたいという。グリーンのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。

組織とは関係ない。

これは僕たちに関することだ。

僕たちは個人的なレベルで、人間としてのレベルで、友人としてのレベルで彼に会いたいと思っている。

彼がまだ僕たちを友人と思ってくれているかどうかは、まだ分からない。

彼は何人かの選手と今もコミュニケーションを取っている。

僕は彼とコミュニケーションを取っていない。

だが、彼に会い、彼がどう考えているのかじっくり話をしたい。

僕たちが彼の味方であること、彼に戻ってきてほしいと思っていることを伝え、ただアドバイスを送りたい。

何よりも人間として、プロフェッショナルとしてね。

グリーンによると、シクサーズの数人の選手がシモンズと連絡を取れる状態にあるというが、シモンズはその他の選手やシクサーズの組織との連絡は断っているため、シクサーズとしては彼らに頼らざるを得ない。

とはいえ、チームメイトたちとの面会希望を拒否したシモンズの意思は相当固く、説得するのは難しいだろう。

シクサーズには一刻も早く決断を下し、双方が来季の準備に専念できるようにしてもらいたいところだ。