スティーブ・ナッシュHC「ラマーカス・オルドリッジは我々のIQを高めてくれた」
元NBAオールスタービッグマンのラマーカス・オルドリッジは昨季中にブルックリン・ネッツに加わると、わずか5試合に出場した時点でNBAから電撃引退した。
オルドリッジは心臓に問題を抱えていたというが、バスケットボールに対する情熱はくすぶり続けていたのだろう。
オルドリッジは先日、ベテランミニマム契約でネッツと契約し、NBAに復帰することを発表した。
ネッツを指揮するスティーブ・ナッシュHCによると、オルドリッジが加わることでチーム全体のバスケットボールIQが高まるという。
ナッシュHCはオルドリッジについて以下のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
彼は我々のロッカールームにたくさんのことを加えてくれたと思う。
残念ながら昨季は彼のプレイを十分に見ることができなかったが、彼は経験とスキルがあり、多様性のあるビッグマンだ。
プレイする方法を理解しているし、我々のIQを高めてくれた。
彼が戻ってきてくれて本当に嬉しいよ。
オルドリッジが復帰したことにより、ネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェイムス・ハーデン、ブレイク・グリフィン、ポール・ミルサップ、オルドリッジと、新旧NBAオールスターを6人擁するチームに生まれ変わった。
昨季はNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルでミルウォーキー・バックスに敗れてしまったものの、来季は悲願のNBAタイトル獲得を達成したいところだろう。
オルドリッジにどのような役割が与えられるのか分からないが、オルドリッジにはネッツのIQをさらに高め、NBAチャンピオンに導く働きを期待したいところだ。
なお、オルドリッジのネッツ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 5 | 1029 |
平均出場時間 | 26.0 | 34.2 |
平均得点 | 12.8 | 19.4 |
平均リバウンド | 4.8 | 8.2 |
平均アシスト | 2.6 | 2.0 |
平均スティール | 0.6 | 0.7 |
平均ブロックショット | 2.2 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 1.4 | 1.6 |
FG成功率 | 52.1% | 49.1% |
3P成功率 | 80.0% | 32.1% |
フリースロー成功率 | 100% | 81.1% |
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