スティーブ・カーHC「ジョーダン・プールは我々のベストプレイヤーのひとり」
NBAキャリア3年目を迎えるゴールデンステイト・ウォリアーズのジョーダン・プールは、NBAプレシーズンで素晴らしいパフォーマンスを見せている。
まだ2試合を終えたのみではあるものの、初戦のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では7本の3ポイントを含む30得点、5リバウンド、5アシスト、1スティール、2ブロックショットを記録。
プレシーズン2試合目のデンバー・ナゲッツ戦でも17得点をマークするなど、ブレイクアウトの兆候を見せているプール。
ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCによると、プールはトレーニングキャンプ中から自信を持ってプレイしているという。
カーHCはプールについて次のようにコメント。NBC Sports Bay Areaが伝えている。
これは彼がキャンプで見せた姿だ。
躊躇することなくリムに向かっていき、信じられないほどの自信を持ってプレイしている。
彼はその自信を手にしたんだ。
彼は我々のベストプレイヤーのひとりさ。
彼らが異なるラインアップにおいてディフェンスでどう持ちこたえるか、我々は決定しなければならない。
だが、爆発力がある選手だから、コートに出さないとね。
カーHCによると、クレイ・トンプソンが復帰するまでの間はプールをスターターとして起用することを検討しているという。
彼をスターターに起用しているが、非常にうまくやっってくれている。
彼を先発させないことは考えにくい。
プールは2019年のNBAドラフト28位でウォリアーズに入団。
ルーキーシーズンはシュートのタッチを掴むことができず、FG成功率33.3%、3P成功率27.9%にとどまったものの、昨季はFG成功率43.2%、3P成功率35.1%と顕著に改善した。
プールは波のあるNBA選手だが、もしパフォーマンスが安定するようになれば、トンプソン復帰後はベンチスコアラーとして活躍するだろう。
なお、プールの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 51 | 108 |
平均出場時間 | 19.4 | 20.9 |
平均得点 | 12.0 | 10.3 |
平均リバウンド | 1.8 | 1.9 |
平均アシスト | 1.9 | 2.2 |
平均スティール | 0.5 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 1.0 | 1.2 |
FG成功率 | 43.2% | 38.1% |
3P成功率 | 35.1% | 31.6% |
フリースロー成功率 | 88.2% | 84.0% |
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