ジミー・バトラー「僕はフロッピングしていない」

NBAは今季、シューティングモーション時のファウルルールを変更した。
これにより、通常のシュートモーションを逸脱してファウルを引き出そうとするプレイはノーファウル、もしくはオフェンシブファウルがコールされる。
ファウルをもらうスキルに長けているブルックリン・ネッツのジェイムス・ハーデンやアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングは特にこのルール変更の影響を受け、フリースローアテンプト数が激減。
だが、マイアミ・ヒートのジミー・バトラーは例年と変わらないフリースローアテンプト数を獲得している。
バトラーによると、その理由はもともとフロッピングをしていないからだという。バトラーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕はフロッピングしていない。
相手が実際に僕にファウルしているんだ。
もしファウルがコールされないならコールされない。
僕は大丈夫だよ。
ドライブからストップし、オープンな場所に行き、シュートを決める。
もしファウルをコールされなくても、文句を言うことはない。
オフィシャルがいつくかのコールを見逃したり、コールしないようにしていることを僕は知っている。
それで構わない。
それも試合の一部だからね。
昨季のバトラーは1試合平均8.0本のフリースローアテンプト数を記録。
今季は7試合を終えた時点で平均9.0本のフリースローアテンプト数を記録していることから、ルール変更の影響はバトラーにまったく及んでいないと言えるだろう。
バトラーはこれからも素晴らしいパフォーマンスでヒートを牽引するに違いない。
なお、今季7試合を終えた時点のバトラーのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2021-22 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| 出場試合数 | 7 | 640 |
| 平均出場時間 | 34.1 | 33.1 |
| 平均得点 | 25.0 | 17.5 |
| 平均リバウンド | 6.9 | 5.3 |
| 平均アシスト | 5.6 | 4.0 |
| 平均スティール | 2.9 | 1.6 |
| 平均ターンオーバー | 2.1 | 1.6 |
| FG成功率 | 51.3% | 45.9% |
| 3P成功率 | 33.3% | 32.7% |
| フリースロー成功率 | 88.9% | 83.9% |
| フリースローアテンプト数 | 9.0 | 6.3 |



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