絶不調のクリス・ブーシェ「本来の僕ではない」
トロント・ラプターズのクリス・ブーシェはNBAキャリア5年目となる今季、数字を大きく落としている。
昨季は平均出場時間24.2分、平均13.6得点、FG成功率51.4%、3P成功率38.3%を記録したものの、今季は平均出場時間13.5分、平均5.4得点、FG成功率37.2%、3P成功率18.4%と大幅にダウンしているのだ。
では、なぜブーシェの数字はこれほど落ちてしまっているのだろうか?
ブーシェによると、NBAプレシーズンで怪我してしまい、十分に準備できなかったことが原因のひとつだという。ブーシェのコメントをThe Toronto Starが伝えている。
感覚を取り戻そうとしているところだ。
正しいことを正しい場所でやる感覚を取り戻そうとしている。
感覚を失ってしまっている。
今の自分には満足していない。
ここ10試合は本来のプレイができていないし、本来の僕ではないんだ。
トレーニングキャンプはうまくいっていた。
それからプレシーズンで怪我してしまった。
僕が離脱している間にチームはケミストリーを構築した。
自分自身をチームに証明する方法を見つけなければならないね。
ブーシェはNBAプレシーズンで指を怪我し、手術を受けた。
それが影響しているのか、それとも他に原因があるのかは分からないが、ラプターズはサイズとアウトサイドシュートがあるブーチェの復調を望んでいることだろう。
果たしてブーチェはギアを上げ、昨季のようなパフォーマンスを取り戻すことができるだろうか?
なお、ブーチェの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 14 | 165 |
平均出場時間 | 13.5 | 15.9 |
平均得点 | 5.4 | 8.5 |
平均リバウンド | 3.5 | 4.8 |
平均アシスト | 0.1 | 0.6 |
平均スティール | 0.6 | 0.4 |
平均ブロックショット | 0.8 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 0.6 | 0.5 |
FG成功率 | 37.2% | 48.5% |
3P成功率 | 18.4% | 34.3% |
フリースロー成功率 | 68.8% | 78.5% |
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