マティス・サイブルがステフィン・カリーに対するディフェンスで心掛けていることとは?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地11日にNBAタイトルコンテンダーのゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦し、102-93で勝利した。
この日のシクサーズはNBAオールスターガードのステフィン・カリーを徹底的にマークし、FG成功率30.0%(6/20)、3P成功率21.4%(3/14)に抑えることに成功。
その立役者は、やはりマティス・サイブルだろう。
サイブルによると、カリーにマッチアップするうえで最も重要なのはメンタルだという。
サイブルはカリーに対するディフェンスを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
フィジカルの面はイージー。
最も難しいのは、彼がどこからスコアリングしようとしているかを理解し、プレイ中に眠ってしまわないメンタルを持つことだ。
彼は相手をいつの間にか眠りに誘う。
すると、彼はワイドオープンになり、3Pシュートを決めてしまうんだ。
この日のサイブルはカリーを執拗に追いかけ回し、カリーのリズムを乱すことに成功した。
NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードは試合後にサイブルのディフェンスを称賛し、「あれほどのディフェンスはこれまで見たことがない」と語ったほどだ。
カリーとの次の対戦は同じようにいかないだろうが、少なくともサイブルとシクサーズにとって自信につながる結果であったのは間違いないだろう。
なお、サイブルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 20 | 150 |
平均出場時間 | 25.1 | 20.6 |
平均得点 | 5.7 (キャリアハイ) | 4.5 |
平均リバウンド | 2.3 (キャリアハイ) | 1.8 |
平均アシスト | 1.1 | 1.1 |
平均スティール | 1.8 (キャリアハイ) | 1.6 |
平均ブロックショット | 1.2 (キャリアハイ) | 0.9 |
平均ターンオーバー | 1.0 | 0.7 |
FG成功率 | 48.5% (キャリアハイ) | 43.1% |
3P成功率 | 29.2% (キャリアワースト) | 32.5% |
フリースロー成功率 | 100% | 60.0% |
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