ドック・リバースがジョエル・エンビードとアンドレ・ドラモンドの同時起用を検討?
NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビード擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、現在15勝14敗と勝率5割以上を辛うじてキープしている。
だが、今のシクサーズがNBAタイトルを獲得するのは難しく、何かしらの改善策が必要だろう。
そのひとつが、エンビードとアンドレ・ドラモンドを同時起用するビッグラインアップなのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、エンビードとドラモンドの同時期用についてはトレーニングキャンプの時から取り組んでいることであり、実際に実戦導入を検討していることを指揮官のドック・リバースHCが明かしたという。
近年のNBAではスモールラインアップが主流となっており、特にアウトサイドシュートがないビッグマンの出場機会は減少傾向にある。
リバースHCの戦略はまさに時代の流れに逆らっている言えそうだが、クリーブランド・キャバリアーズはジャレット・アレンとエバン・モブリー、ラウリ・マルカネンを同時起用するビッグラインアップで成功しており、リバースHCはキャブスの形を思い描いているのかもしれない。
だが、ドラモンドは機動力に劣るビッグマンであり、ゴールデンステイト・ウォリアーズのようなスモールラインアップのチームに対抗するのは難しいだろう。
また、エンビードも膝に問題を抱えており、活動量が増えることによる膝への負担が懸念されるところだ。
果たしてリバースHCは本当にビッグラインアップを取り入れるのだろうか?
なお、今季のエンビードとドラモンドのスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・エンビード | A・ドラモンド |
---|---|---|
出場試合数 | 18 | 28 |
平均出場時間 | 33.1 | 19.9 |
平均得点 | 23.8 | 6.1 (キャリアワースト) |
平均リバウンド | 11.0 | 9.5 |
平均アシスト | 4.2 (キャリアハイ) | 1.9 |
平均スティール | 1.1 (キャリアハイ) | 1.0 |
平均ブロックショット | 1.3 (キャリアワーストタイ) | 1.1 (キャリアワーストタイ) |
平均ターンオーバー | 2.6 | 1.7 |
FG成功率 | 43.9% (キャリアワースト) | 49.6% |
3P成功率 | 37.1% | 0% |
フリースロー成功率 | 79.8% | 56.4% |
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