デイビッド・フィッツデールAC「ラッセル・ウェストブルックは速く動きすぎている」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターポイントガード、ラッセル・ウェストブルックは、ここ3試合で平均24.0得点、8.7リバウンド、5.7アシスト、1.7スティールと素晴らしいスタッツを残している。
だが、平均ターンオーバーは6.0と、ミスも少なくない。
今季のNBAで最もターンオーバーを記録しているウェストブルックだが、なぜこれほどミスを連発してしまうのだろうか?
アシスタントコーチのデイビッド・フィッツデールによると、ウェストブルックはチームメイトたちの相次ぐ離脱を受けて責任を感じており、コート上で急ぎすぎてしまっているという。フィッツデールACのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ここ数試合では多くの選手が離脱したり戻ってきたりしている。
だから彼は「チームを救わなければならない」と強く考えるようになったんじゃないかな。
彼は速く動きすぎたり、まだ準備ができていないのにプレスに行こうとしたりしている。
我々はこういったことに対処しようとしている。
素晴らしいフィルムセッションができた。
選手たちはすごくオープンに話してくれたし、受け入れてくれた。
我々は繋げることについて話をしたんだ。
ウェストブルックはアグレッシブなプレイが持ち味であり、ターンオーバーが増えるのは仕方のないことなのかもしれない。
とはいえ、不用意なターンオーバーは相手に流れを与えてしまうことがある。
ここ最近はトレードの噂が聞こえ始めてきたウェストブルックは、果たしてここから立て直すことができるのだろうか?
なお、今季のNBAの合計ターンオーバーと平均ターンオーバーのランキングワースト10は以下の通りとなっている。
順位 | 選手名 | 所属 | 合計TOV |
---|---|---|---|
1 | ラッセル・ウェストブルック | LAL | 153 |
2 | ジェイムス・ハーデン | BKN | 130 |
3 | トレイ・ヤング | ATL | 118 |
4 | ジュリアス・ランドル | NYK | 113 |
5 | ダリアス・ガーランド | CLE | 112 |
6 | ポール・ジョージ | LAC | 109 |
7 | カール・アンソニー・タウンズ | MIN | 105 |
8 | ステフィン・カリー | GSW | 102 |
9 | カイル・ラウリー | MIA | 98 |
10 | ブラッドリー・ビール | WAS | 96 |
10 | ルカ・ドンチッチ | DAL | 96 |
順位 | 選手名 | 所属 | 平均TOV |
---|---|---|---|
1 | ジェイムス・ハーデン | BKN | 5.0 |
2 | ラッセル・ウェストブルック | LAL | 4.6 |
ルカ・ドンチッチ | DAL | 4.6 | |
4 | ポール・ジョージ | LAC | 4.2 |
5 | トレイ・ヤング | ATL | 4.1 |
6 | ケビン・ポーターJr | HOU | 4.0 |
7 | ケイド・カニングハム | DET | 3.8 |
8 | ダリアス・ガーランド | CLE | 3.7 |
9 | レブロン・ジェイムス | LAL | 3.6 |
10 | ジュリアス・ランドル | NYK | 3.5 |
カール・アンソニー・タウンズ | MIN | 3.5 | |
ニコラ・ヨキッチ | DEN | 3.5 |
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