トレイ・ヤングがホークスの現状について「クレイジー」
昨季のNBAプレイオフで旋風を巻き起こしたアトランタ・ホークスは、ここ6試合で5敗と著しく調子を落としている。
その大きな要因は、主力たちの相次ぐ離脱だろう。
だが、NBAは現地29日のマイアミ・ヒート対サンアントニオ・スパーズ戦を延期とした一方で、NBAの健康と安全プロトコルにより12選手が離脱しているホークスの試合は延期にしなかった。
ホークスを牽引するトレイ・ヤングは、NBAの決定に不満を持っているのかもしれない。
ヤングはシカゴ・ブルズに敗れた後、現状について次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕は混乱した。
ロスターに入り、今日プレイするために、昨晩4人が緊急で飛んできた。
僕たちは試合を行う方法を見つけた。
リーグの責任なのか、それとも僕たちの責任なのかは分からない。
他のチームの試合は延期され、選手たちが復帰するのを待っている。
僕たちのロスターでいつも長い出場時間を与えられているのは、今は3人だけ。
スカイラー・メイズも入れるなら4人だ。
クレイジーだよね。
現在プレイできるホークスの選手の中で主力と言えるのは、ヤング、クリント・カペラ、キャム・レッディッシュのみだ。
普段出場機会を得られない選手にとっては自身をアピールする絶好の機会になるだろうが、主力のほとんどが不在の中で戦わなければならないことにヤングが不満を感じるのも不思議ではないだろう。
現在3連敗中で、順位をイースタン・カンファレンス11位に落としたホークス。
戦力の均衡を図るうえでも、NBAはホークスのようなチームに何かしらの対処をすべきなのかもしれない。
なお、ホークスでNBAの健康と安全プロトコルにより離脱しているのは、ジョン・コリンズ、ジェイレン・ジョンソン、マリク・エリソン、ルー・ウィリアムス、シャリーフ・クーパー、オニエカ・オコング、ケビン・ハーター、ティモテ・ルワウ・キャバロー、デロン・ライト、ボグダン・ボグダノビッチ、ゴーギー・ジェン、ダニーロ・ガリナリとなっている。
なお、ホークスの今後10試合のスケジュールは以下の通りだ。
現地日付 | 対戦チーム | ホームorアウェイ |
---|---|---|
12/31 | クリーブランド・キャバリアーズ | アウェイ |
1/3 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | アウェイ |
1/5 | サクラメント・キングス | アウェイ |
1/7 | ロサンゼルス・レイカーズ | アウェイ |
1/9 | ロサンゼルス・クリッパーズ | アウェイ |
1/12 | マイアミ・ヒート | ホーム |
1/14 | マイアミ・ヒート | アウェイ |
1/15 | ニューヨーク・ニックス | ホーム |
1/17 | ミルウォーキー・バックス | ホーム |
1/19 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | ホーム |
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