フィラデルフィア・セブンティシクサーズは先日、NBAオールスターのベン・シモンズをチームに呼び戻す計画があると報じられた。

NBAオールスタークラスの選手とでなければシモンズのトレードに応じないとされているシクサーズ。

シモンズに復帰するよう説得するのは市場価値を取り戻させる狙いがあるとも言われているが、シモンズがシクサーズのユニフォームを着てプレイする可能性は極めて低いのかもしれない。

RealGMによると、現地2月10日のトレード期限までにシモンズのトレードが成立しなかったとしても、シモンズがシクサーズの説得に応じる可能性はほとんどないという。

もしシモンズがシクサーズの説得に応じるとしたら、シクサーズが早急なトレードをシモンズに約束した場合のみだろう。

だが、シモンズのシクサーズに対する信頼はすでに失墜している。

シモンズは1試合を欠場するたびにサラリーを徴収されており、すでに1000万ドル以上を失ったというが、シモンズがサラリーの徴収も厭わない姿勢はこれからも続くことになりそうだ。

なお、シモンズにはアトランタ・ホークスやサクラメント・キングスなど多くのNBAチームが関心を持っているというが、シクサーズを納得させるだけのトレード資産を持ち合わせておらず、現在も進展は見られていない。