ドウェイン・ケーシーHC「フレッド・バンブリートはカイル・ラウリー」
昨年夏のトレードで元NBAオールスターポイントガードのカイル・ラウリーを放出したトロント・ラプターズは、若手主体のチームに完全に生まれ変わった。
ラプターズの球団社長を務めるマサイ・ウジリはラウリーをトレードで放出した後、「しばらく厳しい時間が続くだろう」と再建期に突入することを示唆。
だが、ラプターズは今季ここまで20勝19敗、イースタン・カンファレンス9位と健闘している。
その原動力となっている選手を挙げるとするなら、やはりフレッド・バンブリートだろう。
デトロイト・ピストンズを指揮するドウェイン・ケーシーHCも、バンブリートの成長に驚いているのかもしれない。
ケーシーHCはバンブリートについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼はカイル・ラウリーだ。
カイル・ラウリーのクローンだ。
彼はNBAオールスターに選出されるべきだ。
間違いない。
ラウリーはNBA屈指のスコアラーとして、プレイメイカーとして、ディフェンダーとしてラプターズを牽引し、NBAオールスターに6度選出されたラプターズのレジェンドだ。
バンブリートのスタイルはラウリーに似ており、ラウリーと同じような道を歩んでいると言っても過言ではないだろう。
とはいえ、イーストにはシカゴ・ブルズのロンゾ・ボールやブルックリン・ネッツのジェイムス・ハーデン、ミルウォーキー・バックスのジュルー・ホリデー、クリーブランド・キャバリアーズのダリアス・ガーランド、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤング、シャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールなど優秀なガード選手が多い。
果たしてバンブリートはタフなNBAオールスターレースを勝ち抜くことができるだろうか?
なお、バンブリートの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 36 | 319 |
平均出場時間 | 37.8 | 27.5 |
平均得点 | 22.1 (キャリアハイ) | 13.3 |
平均リバウンド | 4.9 (キャリアハイ) | 3.1 |
平均アシスト | 6.7 (キャリアハイ) | 4.7 |
平均スティール | 1.7 (キャリアハイタイ) | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.6 | 1.5 |
FG成功率 | 43.5% (キャリアハイ) | 41.0% |
3P成功率 | 40.9% | 38.9% |
フリースロー成功率 | 87.1% | 85.8% |
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