ユタ・ジャズで一時代を築いたジョン・ストックトンは、NBA史上最も偉大なポイントガードのひとりだ。

もちろん母校ゴンザガ大学においても同校史上最も偉大な選手だが、今後しばらくゴンザガ大学の試合を観戦できなくなってしまった模様。

ストックトンによると、ゴンザガ大学の試合観戦中にマスクを着用しなかったことにより、シーズンチケットを一時停止されてしまったという。ストックトンのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。

彼らは僕にマスクをして観戦するように言ってきた。

僕は他の観客より少し目立った存在だ。

彼らにはクレームが届いたというが、上層部はこの件について議論することなく、マスクをするかチケットを一時停止にするかを僕に要求してきたんだ。

ストレスを感じている。

僕は母校と深くつながっているからね。

僕は5歳か6歳頃からこのキャンパスに関わっている。

ここから数ブロック先で生まれたし、小さな頃は体育館に忍び込んだりしていたんだ。

だから、（ゴンザガ大学との関係は）緊張しているが、壊れてはいない。

僕たちなら乗り越えるだろうが、衝突がないわけでもないよ。

ストックトンは反ワクチン派として知られており、NBAオールスターガードのカイリー・アービングを支持していることでも知られている。

昨年はドキュメンタリー番組の中で「100人以上のプロアスリートと何百人もの人々がワクチンを接種した結果、死亡した」と事実に基づかない意見を発信し、批判を集めた。

なお、ストックトンのゴンザガ大学のシーズンチケットはマスク着用義務が緩和された後に再発行される見込みだ。